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六甲タイムスケジュール    六甲心構え        2006年1月28日六甲全山縦走

【今までの六甲全山縦走】3/20第1回    5/14第2回         10/22第3回     
最高の笑顔、しかしまだ半分 13:45              


マメ対策

予防

1.マメが出来ないようにする・・・「靴」と「靴下」が重要

@靴・・・底が薄い靴は素足感覚で歩きやすいのが利点ですが、歩く際の蹴り出す力が指に近い足の裏に集中するためその部分にマメができやすくなります。これに対して底が厚い靴は、蹴る力が足全体に分散されますので一箇所に負担がかかりにくくなり、比較的マメができにくい。

A靴下・・・靴下は厚手のものが良い。特に固い靴の場合には2枚重ねにするくらいでもよいでしょう。また放湿の面では化学素材の靴下が良く、「厚手」と「薄手(化学繊維)」の使い分けがポイント。さらに近年では、5本足のソックスがマメ防止に効果的だと言われています。確かに指間が広がり安定性が増して歩きやすいですし、指間の摩擦も低減されて指間のマメができにくくなります。ただ5本指ソックスは、指間にも生地が入り込みますので、全体で見れば指5本分の生地の厚みが合算されて、足の横幅が数ミリ程度広くなってしまいます。もし横幅がギリギリの靴にこの5本指ソックスを組み合わせると、かえって指が圧迫されてしまってマメが出来やすくなってしまい逆効果。

早朝登山を始める際には厚手のものをはいて歩き、昼頃から薄手の化学素材のものにチェンジするするのがマメ防止の観点からお勧め。マメは靴の中の湿気が高いとできる可能性が高いので、厚手⇒薄手でなくとも靴下を取り替えることは有効な対策。加えて足がむくむ午後の歩行には薄手の靴下にすれば、むくんで靴に圧迫される可能性が低くなります。靴下を取り替える際には外気に十分ふれさせて足全体を軽く全体をこすります。できれば冷水で洗ってから足全体を軽くこする事で水分が蒸発しやすくなって血行も良くなります。できかけていたマメも一時的にちょっとひっこむようです。六甲全山縦走中は30〜40分に7分の休憩をとります。有効に活用ください。

治療

2.マメが出来てしまったら

マメは一種のやけどですから、冷やしてやることにより延命が可能です。具体的には、休憩のたびに靴下を脱いで、湿気と熱を放出します。とくに革製の登山靴ですと湿気と熱がこもりやすいので靴下を脱いで外気にあてるのは効果的。さらにコールドスプレーで冷やしてやれば完璧でしょう。不幸にしてできてしまった場合には、安全ピンで穴をあけて中の水分を抜きます。そのままにしておいたほうが治りが早い、という人もおりますが、まだこれから歩くことを考えれば、抜いておいたほうが良いように思います。その後、大き目のばんそうこうかテーピング用のテープを貼って、傷口周辺がすれないようにします。あとはとにかく、皮がむけないように注意すること。皮がむけてしまうと最悪です。


ストック(杖)について

結論・・・ストックは、縦走中あった方が楽な場面と、不要な場面が交互にあります。面倒くさがらず適時ザックに出し入れしましょう六甲全山縦走中は30〜40分に7分の休憩をとります。有効に活用ください。

ストックの効果としては、
@下肢で支えていた荷重を上腕にも分散することで、脚の筋肉の疲労が減る。
A3点支持体勢を維持したまま歩行できるので、転倒、滑落を防ぐ。
B下降時における膝への負担を和らげることができる。
の3点があります。特に後半の市ケ原〜麻耶山の標高差472mの登りは、「足が上がらない」という悲鳴があちこちから聞かれます。足がダメなら上腕で体重をあげます。登山道では役に立つストックですが、ハシゴ、鎖場、岩場では短縮してザックに収め、手足を使って登下降します。ストックのストラップに腕を通したまま、クサリやフィックスロープを握るなどは、無謀極まりない危険な行為で他の登山者にも迷惑を及ぼします。



温泉⇒宝塚温泉ナチュールスパ  宿泊場所⇒神戸ゲストハウス も決まりました

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