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2003年1月18日(土)

霧島清掃登山

ゴミ収集後の清掃スタッフ


天気:
晴れ

参加者:内山・折田・有村・西・馬場・坂元・上口・塚田・原田Y・原野・川崎・嶽崎・潟野・斉藤・永田・佐多・原田A・原田(18名)

1.高千穂峰(帰りは御鉢逆回り)(中級)
◎内山・西・馬場・潟野
2.新湯温泉ー中岳新燃往復(初心者)
◎原田・上口・塚田・佐多・原田・原田
3.大浪池一周(初心者)
有村・原野・斉藤・永田
4..えびの高原ー池巡り(初心者)
◎折田・川崎・嶽崎・坂元

 「出来すぎ」という言葉がぴったりの素晴らしい青空の下、18名の清掃スタッフは4コースに分かれて清掃登山を開始した。冬の落葉によって太陽の光が差し込み登山道はとっても明るい。小さいゴミまで見つける。新湯温泉―新燃岳コースの私達には「韓国岳」や「大浪池」が手に取るように見える。冬だからの特権。おそらく彼らも同じだろう。先日山楽会に寄贈された無線機を渡してお互い交信できればと悔やむ。
今回で4回目の霧島清掃登山。年々ゴミは少なくなっているように思えるのは私だけだろうか?タバコの吸い殻くらいの大きさのゴミを探すため首が疲れる。どのコースの清掃スタッフも同じだろう。18名で4時間かけて大きいゴミ袋2つ集めた。3年前の第1回の清掃登山の時は5袋だったのを思い出すと半減している。登山者の意識の変革、各団体の清掃登山の実施などいろんな要素があると思われるが、とても素晴らしい事だと思う。百名山で一番きれいな山にしようと初めた「霧島清掃」だが本当にそうなるかもしれない。あとは全国的にまた平等に「きれい度」を図るバロメーターを考えたい。「登山口から登って1時間内に集めたゴミの量」を百名山で比較したい。百名山の中で頂上まで怖くて行けない山のある私にはそういう形で百名山を実現したい。夢は広がるばかりだ。

高千穂から新燃・韓国方面
高千穂から新燃・韓国方面

 
14時にえびの高原駐車場にゴミを持ち寄る。以前は「燃える」「燃えない」ごみに分けるだけだったが、「再生可能か?」「プラスティックか?」など議論が始まる。「〇〇町は変だね」とか地域紛争まで始まる勢いだ。これも楽しい作業である。毎年分別区分が細分化しているという時代の流れを実感する時間だ。
 参加者の温泉での充実した表情が印象的だ。しかしいまだ首が痛いのは私だけだろうか?

気の上がる御鉢南回りルート
蒸気の上がる御鉢南回りルート



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