2004年2月21日         四季山遊会HP→アクセスカウンター
明星岳651m
石橋・吉野・酒匂・河野・河野・原田   明星岳頂上!
明星岳頂上!

初参加!! ぷちとまと  投稿日: 2月22日(日)21時06分28秒
 今回初めて参加させていただきました。初日は明星岳。登りは急なところもありましたが、途中にある屋久島の水源との出会い(コップですくって飲みました!と〜っても美味でしたよ♪)、頂上で見た絶景。目の前には屋久島を取り巻く大海原が広がっていました。(これは、山に登った人しか味わう事のできないご褒美としか言いようがありません。)決して忘れる事のできない風景のひとつになりました。こんな感動と楽しみを味あわせていただけることに感謝感謝です。 2日目は天気が思わしくなく愛子岳は断念することになりましたが、島内を一周観光することで屋久島のたくさんの大自然に触れる事ができました。自然ってやっぱりすごい!!とあらためて思いました。今回ほんのちょっと屋久島をかじったばかりなので、これから何度も足を運び大自然に触れて行きたいです。屋久島に吹く本土では味わえないさわやかな風、おいしい水、言うまでもありませんが数々の大自然にみなさんもぜひ触れてみてください!!体中が浄化され元気が湧き出てくると思います。 こんな体験をさせてもらいどうもありがとうございました!!また参加したいと思います。

屋久島2の操舵室にて
屋久島2の操舵室にて

明星岳 ソメイ  投稿日: 2月23日(月)05時45分39秒
 明星岳は、1000メ-トルに満たない山ですが急な坂もあり、又水のみ場も何箇所か有りおいしい水が飲め、着いたその日に登山するのには絶好の前岳だと思います。
頂上は、見晴らしがよく今までの登山の疲れを癒してくれます。又機会があったら参加したいと思っています。

屋久島紀行 せんでガラッパ  投稿日: 2月23日(月)16時24分1秒
初めて屋久島に行きました。感想を一言で言うと※スケールが違う※山にしろ,滝にしろ,樹木の大きさにしろ地元(テリトリーは霧島)のそれに比べればジェンジェン物が違いました。今回原田リーダー以下6名様御一行でしたが,自己紹介などを承ると,私と○も○さん以外は以外は相当な強者揃い,多少経験に対する不安はありましたが,何とか足を引っ張る事無く無事初日の明星岳山頂に達することができました。原田リーダーが事前に飛行機の窓から見えるような眺望と説明されましたが,本当に鹿児島空港に着陸する前に旋回するとき見えるあれと同じ光景を目の当たりにした気分で,超感激!!二日目はあいにくの荒天で,目的の愛子岳には挑戦できませんでしたが,替わりに行った島内一周,屋久島に相当詳しくて何回となく訪ねていらっしゃるブリジストンさん,○も○ママ,ソメイさん愛子岳登れなくて非常に残念だったと思いますが,屋久島初めての私にとっては色んな所が見れてラッキー,もしかしたら,○も○さんもそう思ってるのでは(?_?)とにかく今回はメンバーにも恵まれ,原田リーダーのきめ細かなご配意により楽しい山行でした。暇はいくらでもある私ですが,もうひとつの条件が都合つけばまたきっと参加します。他のメンバーも方にも心からお礼を言います。「ありがとうございました」

屋久島といい大ブレイク! 原田真人  投稿日: 2月23日(月)06時02分45秒
★昨日の屋久島明星岳参加者の方は大変おつかれさまでした。
いつ行っても感動の連続です。人と自然の出会いに。縄文ヒメシャラの写真をアップしています。九州の山に詳しい石さんが、「こんな巨大なヒメシャラ見たことない」話した巨大ヒメシャラです。私も下見報告で「巨大ヒメシャラ」と記録しています。屋久島の誰も行かない山に行くといろんな出会いあります。

栗生タイドプールにて

栗生タイドプールにて

屋久島トレッキング(中級コース・原田リーダー)愛子岳コース 6名 (男性3名、女性3名)吉野・酒匂・河野(妙)・河野(智)・石橋(福岡)・原田
2月21/22日
1日目:明星岳(651M/登山口からの標高差501m次日に備えたトレーニングコース・往復)
7:30 鹿児島南埠頭に集合(地図の見方の勉強会20分)
8:35  南埠頭出航⇒ 12:30 宮之浦港着
13:10 安房林道から登山開始(登り所要120分)
15:10 展望の良い頂上到着    15:30下山開始
17:00  登山口着
17:30  尾之間温泉で汗を流します。
19:00  部屋出し夕食
2日目:
愛子岳登山(1,235M/登山口からの標高差1,065m)
5:00   起床    5:30  宿を車で出発、朝の弁当の受取り愛子岳登山口に移動
6:00  愛子岳登山口より出発・尾根にて朝食
9:00 頂上到着   9:30 下山開始   11:30 登山口着  11:40楠川温泉入浴
13:20フェリー乗船(反省会&ランチ)
17:20 鹿児島南埠頭着・解散

2月22日
日の出6:54   日の入18:10

愛子岳
愛子岳は、ロープはあるものの危険な箇所といえるほどのものではありません。また、頂上からの展望は大変素晴らしいものがあります。要は片道3時間(下りは2時間)の、標高差1000Mあまりを登れるか、体力は必要です。指宿菜の花マラソンと同じで、今年は途中まででも、来年再度チャレンジしてください。それだけ良い山です。

明星岳登頂記録11月12日 原田真人
前日は結局、登山口らしき道を見つけるのみであった。近くで農作業している高年の女性に、何回か聞いたが、人によって話すことが違う。昔は岳参りで登ったというが遠い昔のことらしい。人間の記憶は長くない。日没で終了。未練たっぷりで安房に引き返す。(夜は夜で、屋久島風「笑笑?」居酒屋に招かれる。屋久島高校の同窓会風の飲み会で楽しかった。二次会まで招待され、安房のうどん屋の鍋焼きうどんが最高に美味しかった♪)
いよいよ最終日、朝5時からヘッドライトをつけ出発。満月で明るいはずだったが、暗い。

(農道を3.3キ
ロ歩く-30分)
安房の合同庁舎から、2000M舗装道路を山に向って歩くと右手に豚舎がある。これを見落とすと、似たような山への農道がいくつもあるので悲惨な結果になるのは前日で体験済み。右手の豚舎を目印に、左手に曲がり、車の車輪の部分のみコンクリートが舗装されている農道をさらに1300M歩く。車の場合は車輪をコンクリートから脱輪すると傷がつくかもしれない。

(林道を3.5キロ歩く-30分)
車でいけるのはそこまでだ。屋久町水道課と林業管理組合が鍵を管理しているチェーンがある。この山は、安房町民の水源の山だ。また蘭などの貴重な草木もあるため盗掘を防ぐためらしい。厳重に管理している(役場の車が入っても、帰りまで開放せずすぐ施錠する徹底ぶりだ)。しかし、この林道トレッキングは最高に気持ちがよい。なにせ道路がない(トロッコ道のみ)安房町-荒川口(縄文杉への登山口)の安房川沿いを歩くためだ。自然に囲まれた快適トレッキングといえる。左手には、前岳や中山や、ヤクスギランドへの道路がかなり高い位置に見える。また遠くには安房川第一発電所の水路が落差100m近く落ちている。チェーン入口から、3300M舗装道路歩くと左手にプレハブ小屋がある。これを見落とすと、林道の終点まで永遠歩く悲惨な結果になるのは前日で体験済み。そのプレハブ小屋からさらに200M歩くと、足元に「水道仕切弁」が4つある。これを踏んで見落とすと、、、くどいか。(話がはずむ山楽会の山行ではおしゃべりに夢中になり、思い切り踏んで通り過ぎそうだ)

(休憩)
その4つの「水道仕切弁」が登山入口のサインだ。前日間違って発見したのだが、さらに200M歩くと明星岳沢があり、そこは明るく気持ちがよい。ただしそこは危険なため沢に下りない方が良い。また大きな花崗岩から流れ落ちる水も最高に美味しかった。給水するのに腕が濡れるのは難点だが。ただ、登山口から尾根までいやというほど水場がある。

(本格的な登山開始-白谷雲水峡の世界-1時間)
登山口はあって無いよなものだが、登山道というか水道のパイプ沿いをひたすら登る。左手にはさきほどの明星岳沢が音をたて流れている。途中水道パイプから水が3Mも上に吹き上げていたり、多量に水を吐き出していたり、水がふんだんにある屋久島らしい豪快な水の管理だ。倒木が道を塞ぐ箇所が何箇所かあるが、そのたびにくぐったり、またいだりするが、ところどころピンクのテープがあり心強い。また、自生のヘゴなどシダ類やコケ類が多い登山道だ。まさしく人のいない白谷雲水峡だ。これはいける。20分登ると水道の世界から道を右手に分れ、急な登りになる。しかしそこでも左手に沢があり、下りて水の補給ができる。屋久町民の水源より上部で水を補給するため気を使う。トイレももってのほかだ。

(尾根到着、頂上に向って-30分)
途中、巨大ヒメシャラや、大きな倒木をくぐること数回、ようやく明るい尾根らしき部分に到着する。一息いれるには絶好の場所だ。目の前に三野岳(船行前山)が大きく見える。緩やかな登りを歩くと、しばらくしてピークが見える。いわゆる岳参りの明星岳はまだその先だが、こちらのピークの方が20Mほど標高が高い。とりあえずそのピークの巻き道を通り、岳参りの明星岳に向う。ピークを過ぎ鞍部から明星岳の道は、左手ガケ斜面、右手なにもなく、細くてかなり危ない。いたるところにロープがあり、ロープを左手で持つが、これが細くて心もとない。右足を一歩踏み外すとかなり下まで落ちそうだ。初日の出を見るため、夜にこの道を通るのは決してお勧めできない。最後の登りも急斜面を10M登る。4つんばいになって登るが、ロープも細いし、木の根もなく、握った石も浮石だし、握るものが欲しい!と叫びたくなる急斜面だ。慎重に登りきる。

(頂上の眺めはうなる)
宮之浦岳、太忠岳、愛子岳、安房の町に、海に種子島に大隅半島、すべて見える。松峯大橋に、安房川でのカヤックも見える。時間が止まる。山頂にはかつて岳参りの山であったことを物語る祠(ほこら)がある。かなり古く錆びた小銭がいっぱいある。

(初心者でもいける明星岳を探して)
 この祠のある頂上(651M)は、最初のピーク(671M)より下って、登る。標高もピークより低い。鋭く尖った祠の頂上だ。初心者でもいける山を目指すには一番標高の高い最初のピークを頂上なっていないか?探検が始まる。実際いろんな角度からピークには登れた。藪こぎではあるが巻き道から簡単に登れる。これなら、登山口から頂上まで、ロープを使う箇所は一箇所もなく安全に頂上に到達できる。では眺めはどうか。祠の頂上とは違って、樹木を伐採していないため、山側は枝葉がやや邪魔する感じはあるが、手で枝葉を握れば、よく見える。また海側は、石の上にのれば最高の眺めだ。
 実はこちらの方が眺めは良いことに気付いた。先ほどは宮之浦岳だったが、こちらはいわゆる投石岳-安房岳-翁岳-栗生岳-宮之浦岳のいわゆる「アルプスの少女ハイジ」ラインが勢ぞろいする。また愛子岳も見えやすくなる。祠のある尖った頂上も足元に見える。これはいける。隠れた屋久島の初心者向け、誰もしらない山を発見した気持ちだ。祠のある頂上には子供や慣れない女性は行けないが、こっちのピークは初心者でも大丈夫だ。眺めも良い。

(満足感みたして下山)
下山は早い。林道まで1時間で着いた。そこから30分歩いてチェーンのある林道入口だ。車があれば往復4時間の明星岳(車なければ合同庁舎から往復5時間)。しかも危ない所はない。誰もいない白谷雲水峡から、誰もいない太鼓岩をイメージしていただければよい。涌蓋山ー由布岳ー祖母山ー久住山ー三俣山ー愛子岳と続いた遅い夏休みは、無名山「明星岳」で締めくくった。この一週間でとうとう登山靴はつぶれてしまった。

初日

2日目


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