2003年10月25日(土)                 四HPアクセスカウンター
仰烏帽子岳1,302m岩瀬・吉野・田中・池田・町・田中・有村・原野・工藤・竹口・田中・中村・村田・吉澤・川原・立元・中筋・福永・長友・原田(20名)
山頂で

仰烏帽子登山所感
池田  投稿日:10月26日(日)22時45分14秒
 初めて投稿します。この度,仰烏帽子登山に参加させていただきました。これからという方のために、一言。 最初は、麗山か藪山か半信半疑でしたが、元気水の駐車場から5分ほど歩くと、高い山頂に巨大な白っぽい石灰岩が屹立し、その上に幾本かの小さな黄葉樹が張付いて、まるで一幅の中国の山水画のようでした。 登山道は、土石流の跡のような沢に沿って、大理石の原石のような角張った石灰岩が随所にゴロゴロしており、水は地下の鐘乳地盤に浸透したのか渇水期のためか、チョロチョロとしか流れておらず、足場の安定した階段のようでした。山中は、それほど高くもない(7,8米か?)広葉樹が広がり、日差しを受けて、緑、黄、赤に明るく透かされ、歩道周辺には低い草木や目障りな藪はなく、落ち葉と鹿の足跡、風雨による朽ちた倒木だけのスッキリとした気持ちのよい森林でした。 なだらかな尾根では、もみじやブナ(?)等の細高い広葉樹が黄色く時には赤く色づきかけており、その落ち葉を踏みしめて歩くところは、しっとりとした風情がありました。山頂からは360度展望でき、雲仙普賢岳、球磨3山、霧島等の山々が見渡せました。 下山した、檜林、仏石付近の風情もすばらしいものがありました。ウブな疑問点ー仰烏帽子(のけえぼし)とは、のけ反ら(仰が)ないと見えない位近くて高い烏帽子(神主さんが冠る尖った黒い帽子)ということでしょうか?今回の計画者、リーダー、楽しく同行できた皆さん方に感謝します。

沢沿いの登山 ソメイ  投稿日:10月26日(日)11時51分41秒
 昨日の登山の皆様お疲れ様でした。水の少なくなった沢沿いの石、色々な形があり目を楽しませてくれました。頂上に近くになるにつれて、少しずつ紅葉がはじまっていて頂上から眺める景色は、感動しました。又山楽会ル−ムでの歓迎会楽しく、過ごすことができました。

 1年がたつのは早いものだ。昨年の全く同じ日に(正確には1日早い、昨年は同月26日土曜日)、同じ山に登る企画を実施した。昨年10名参加のメンバーのうち3名が、再び参加、そのメンバーの岩瀬さんにリーダーになってもらう。ちなみに前回も岩瀬さんが先頭を歩き、ペースが速いため女性一人がやっとのこと頂上へ。その彼女は今回参加せず、あらたに友人の新人長友さんを紹介し、彼女に夢を託す。彼女は来ない。 「今度仰烏帽子岳に行くと聞いたのですが、スズメバチがいたので、あつかましいようですが、報告します。」という、善意の電話をいただいたのが3週間前。その間いろいろ勉強したが、気温でもう動き鈍い季節と判断、登山口変更も視野に入れて、山にはいる。運良くもう登り終わった登山者がいたので、状況を聞けた。「いたけど、遠くでかすかに聞こえる程度。動き鈍い」との事。ラッキーだ。さあ、行こう!さすがに、今回は岩瀬さんのピッチはゆっくりだ。山楽会史上初めて「遅い」と声かけたくなるくらい気配りしている。おかけで、かなり楽に頂上に登れたと大好評のペースだ。
 もう山は秋の様相だ。季節をいち早く感じるには山が一番だ。休憩を2度とるが、冷えてくるので出発も早い。登山にはもってこいの季節でもある。今回は登りと、下りはコースが違う。登りは沢伝い、下りは尾根経由だ。直登の登りはきついはずだが、紅葉や、水のせせらぎを見て、また会話も弾んであっという間に頂上に着く(所要1時間40分)。 頂上は、大変眺めがよい。白髪岳の右に霧島連山をはっきり見える。内山氏が登っているのではと想像したりする。市房山もきれいだ。「市房山」「白髪岳」「仰烏帽子岳」の球磨3名山を実物を指差しながら説明する。とんでもなくいい天気だ。 気温もちょうどいいため、女性陣をはじめ昼寝に突入する。女性が6人横になればなかなかのものだが、私も加わる。約1時間の休息。日頃の激務の仕事の疲れはとれただろうか。

 下山は、大変快調に歩く。途中見物が多いのも、この山の特色だ。「仏石」「牛のはなぐり岩」、どれもスリルあって大変おもしろい。下手なテーマパークよりこっち方がずっと面白い。それも石灰岩の地形だからできる技だ。「仏石」には18名がチャレンジ、「牛のはなぐり岩」には行き2名、帰り9名の計11名がチャレンジ。楽しいひと時を過ごす。  温泉は相良村「茶湯里」、とってもきれいな温泉施設だ。露天風呂も大変広い。今回女性が13名もいるため、温泉選びに苦労したが、岩瀬さんの推薦があって大成功だった。ボディソープ、シャンプーついて300円。満足の1時間だった。
 

登山口で
登山口で
(以上、文・写真 Harada)

初心者会 谷沿い経由ー露岩の頂上ー尾根沿いー仏石経由 20名(男性7名/女性13名)
@西鹿児島駅西口7時15分(相乗り)
★有村・原野・工藤・竹口・田中・中村・村田・吉澤・川原・立元・中筋・福永(ゆ)・長友・原田
A西鹿児島駅西口7時15分(車有り)
★岩瀬8・池田5・町5
B空港高速バス停(上り線) 7時40分(相乗り)
★吉野
C人吉IC出口 8時30分
★田中・田中
10月25日(土) ★初心者会ですので、ペースはゆっくり、景観を楽しみながら登ります。

紅葉の季節の変化に富んだコースで、山頂の展望は最高。行きは元気の出る水近くの駐車場から谷沿いにゆっくり直登する。その後尾根道をジグザグに登りいつのまにか山頂。山頂には眺望をさえぎるものはなく、県内の主要な山々を一望でき今までの苦労を忘れさせる。標高が高いため、比較的涼しく昼食がいただける。下りは仏石経由で下りる。温泉は人吉の元湯(300円)。泉質は女性に人気ある、人吉の源泉。
仰烏帽子岳(のけえぼしだけ)
1,302m
初級コース
相良村・歩行4時間
鹿児島市19時着 会費3,500円(現地集合1,000円)

仰烏帽子岳


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