2003年8月10日           HPアクセスカウンター
稲尾岳 959m◎牧山(先生)・宮園(ビジターセンター)・有村・大北・町・田中(一)・仲井・外島・山吉・原野・柿内・松葉・岡村・工藤・田中(百)・田中(合)・東・海江田・田城・宮脇・斎藤(克)・古川・中村(智)・下村・原田(25名) 出発前、同行のビジターセンターの先生と一緒に
出発前、同行のビジターセンターの先生と一緒に

今回は、「滝めぐり」がメインの登山を企画、いかに楽に「滝巡り」ができるか?1週間前から地元田代町スタッフと考えた。当初の案は、北登山口まで車で行き、最初に滝巡りー西口ー枯木岳ー北口だった。体力のある内に滝巡りをしようというものだった。しかし、内牧林道が台風のため不通で、やむなく断念。毎度の落伍者が出る今回のコースとなった。 当日は快晴。また地元スタッフが、手作り「ちまき」と、採れたて「スイカ」を用意して歓迎していただく。前回のキャンプでは、「田代町って薩摩半島の南」と思っていた山楽会会員がいたが、これで覚えただろう。「大隅半島の南端」と、、、失礼。 立派な林道を登り、稲尾岳ビジターセンターに着く。そちらの所長と打ち合わせをして、毎月第二日曜日にある稲尾岳自然観察会に山楽会も同行させてもらうことになった。実際は、他の参加者いなく四季山遊会のみの総勢25名となる。2名の森林インストラクターに同行することになり、定例の山楽会の自己紹介などもお付き合いいただく。栗野町とか有明町とかいろんな場所から参加している今日の参加者を見て、驚き、喜ばれる。
 「登山道から90Cm以上わき道に踏み込まない」など指導を受け出発。最初の渓流では山椒魚の話を聞く。探すが見つからない。5cmくらいの(表現に自信ないが)幼魚がいるという。 アサギマダラなど珍しい蝶々が出迎えてくれる。その後なんなく尾根にたどり着き、自然石展望台へ一気に歩く。そこは素晴らしい眺望を得られる。稲尾岳はここしか眺望できる場所はないが、種子島が手に届くように見える。屋久島も見える。洋上のアルプスの体をなしている。台風の後でとても空気が澄んでいる。 分岐点で、ビジターセンタースタッフと別れる。もともと自然観察会は稲尾岳往復のため、ここまでの同行を依頼していた。私たちも稲尾岳頂上まで行ってもいいが、登ったり下りたり結構きつい。それに前回頂上と滝巡りの両方を企画したら途中で断念する事態になった(二兎追うものは一兎得ず)。また苦労のわりに頂上はピーク(枯木岳)より低く、また眺望もないため、今回は分岐点で下りることにしていた。下りの、水が豊富に溢れている水場で昼食とする。水が冷たい。浴びるように飲む。屋久島と稲尾岳は水に苦労しない。どんなに暑くても、冷たい水が飲める。空になったペットボトルに冷たい水を入れるメンバーもいる。
 北口まで下り、これからが本番の「滝巡り」だ。美しい滝がいっぱいあるお勧めのコースだが、胸突き八丁の坂がいくつもある「地獄の坂巡り」でもある。よってほとんどの人はこの道を通らない。 やはり案の定、足が上がらないメンバーが続出する。気温が高いせいもあるが、ザックが重たい人や、日ごろ運動不足の人が足が遅くなる傾向がある。屋久島トレッキングではザックの重さ15キロ以内にしているが、今回は制限なし。後悔する。エアーサロンパスなどで応急処置をして、励まし合って登る。 いくつも滝があるが、白肌の滝が一番好きだ。滝というより大岩を薄く広く大きな面積を均等に水が流れている。いつ見ても感動する。最後の一条の滝では山椒魚探しが始まる。インストラクターの話ではここに多いと言う。保護色のためなかなか見つからない。登り下りを繰り返し、ようやく西登山口のゴールにたどり着く。歓声があがる。渓流にスイカを冷やしていたところだ。さっそく水から引き上げ、皆でいただく。「カブトムシみたい」と表現した人もいたが、まさしく暑さと、喉の渇きと、疲れの中で食べる冷たく、甘いスイカは、とても美味しい。むさぼるように食べる。クーラーきいた部屋で食べるスイカとは味が全然違う。この味は、永遠忘れないものになると確信した。


瓜迎論湫 投稿者:みろく  投稿日: 8月12日(火)00時11分03秒
稲尾岳登山はきつかったですが,おいしいスイカにちまきと楽しい方たちの語らいで楽しいものとなりました。柿内さん松葉さん他の皆さんありがとうございました。牧山さんには植物等の名前を教えていただき勉強になりました。今度は足元ばかり見て歩くのではなく,ゆっくりと植物や昆虫たちを見ながら山歩きしたいと思いました。感謝しています。 ぽんたさん,車の運転ありがとうございました。天井に手垢をいっぱいつけてしまい(つり革が欲しかったのですが・・)申し訳ないです。私も筋肉痛です。 原田さん,いつもお世話になりありがとうございます。楽しい企画を期待してま〜す。

到着後滝で冷やしたスイカでチーズ♪
到着後滝で冷やしたスイカでチーズ♪

お疲れ様でした。  投稿日: 8月11日(月)15時46分31秒
稲尾岳登山参加の皆様、お疲れ様でした。筋肉痛こらえながら、仕事中です。皆様のさわやかな汗と足跡残して頂いた、稲尾岳は今日は頂上付近は雲に隠れて見えません。ほんとに昨日はよか天気でしたね〜。かねての皆様の行いに感謝致します。ちまき、スイカ 喜んで頂いて、ほんとに良かった!! 田代町にはもう一つの花瀬の源流、荒瀬山もあり、奥花瀬でも涼を楽しんで頂けますので又の機会によろしく!!


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