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2001年8月4日(土)霧島清掃登山
天候:晴れ


8月4日清掃登山・出発
参加者(上段ー男性、下段ー女性):内山・仲井・和田・井上・折田・馬場・鮫島・児玉・田中・木山・有村・塚田・井川・原田
北園・阿多利・堀ノ内・橋本・黒木・原野・佐多・南波・深谷・潟野・嶽崎  (25名)

霧島を日本一きれいな山に!
原田 真人(37)南日本新聞2001.8.9掲載
  日頃お世話になっている霧島連山への恩返しの意味を込め、登山仲間とともに霧島の清掃登山を企画しました。県内の登山仲間に声を掛けたところ、25名ほどが集まり、5コースに分かれ隅から隅まで清掃することができました。
  日曜日になると駐車場がたりなくなるくらい多くの観光客であふれる霧島。さぞかし多くのごみが落ちていると思っていました。しかしおもっていたほどゴミはなく、ゴミを探すのに一苦労しました。みんなで一日取り組んで、ゴミ袋4袋分が集まりました。そのゴミの多い順にならべると、@たばこの吸い殻、Aキャンデーの包み紙、B空き瓶・空き缶です。特にベンチのある休憩所には、たばこの吸い殻が散らばっていました。
  年間3万人以上の登山客が全国から集まる「百名山」の霧島。これからも地元クライマーとして、霧島を日本一きれいな百名山にしたい、そう夢見ています。それはぜひとも実現したい夢です。


1.池巡り甑岳コース
◎和田・阿多利・井上・堀ノ内・仲井・北園

いい天気、今日も一段と暑くなりそうと思いつつえびの高原ビジターセンター前を池巡り・甑岳コースの勇士??6名で出発。
途中展望所が何ヶ所がありそこで集中的にゴミ拾いをしました。
傾斜のある山道ではほとんどゴミは落ちてないのに人の集まる展望所はマナーが守れていないのを痛感しました。
いつもは山の木々を眺めたり景色を楽しんでの登山なんですが、今回は全員下を向きっぱなしでゴミ拾いに取り組んでいました。
いつも山で癒されている恩返しをしなきゃ・・・
みんなそんな気持ちだったんだと思います。
他のコースに比べて比較的森林緑の中をトレッキングする感じのコースでしたので、甑岳の湿原でのランチも和気藹々と冷やしソーメン?をつつきながらの楽しいランチタイムでした。
姶良からやって来た某氏なんて「食欲がない」なんて持ってきたいなり寿司を1つ食べただけで、最初はソーメンも食べないなんて言っていたのに一口食べた後はもう・・・・自分の物のごとくバクバク・・・「こんな判りやすい人もなかなかいないよね〜」なんてみんな爆笑!集合時間を気にしつつ下山してやっと不動池へ池の横に出ている露店のかき氷を食べつつ集合場所へ.。他のチームが帰ってくるのを足湯に浸かりつつ待つ女性軍、元気だ―。「こんな登山も楽しくていいもんだね!」
(北園)

一番、希望者が多かったというこのコース。
比較的、一番楽なコースともいえるであろう。
ただ、重要な事が一つ抜けてしまったのが今回の難点だったともいえる。その重要な事とは、「みんな登山ルートをよく覚えていなかった」という事。メンバーともに自己紹介を終え、いざスタートという段階で その事実を参加メンバーは知ってしまった。
この瞬間から このコースがとても危険なコースに思えたのは私だけであろうか?今、私達はサバイバルツアーの参加者となってしまったのだ!(←うそっぽい。)とりあえず、地図を持っている事とみんなの記憶を頼りに登り始めた。さて、今回のメインとなる「ごみ」の方だが・・・どうも、工事関係者が通った後らしい残骸がちらほら目にする。
また、その他にはキャンディーの包み紙、味わい終えたガム、たばこの吸い殻などが展望所内で一番見つかった。
でも、思ったよりも少なかったのかもしれない。
全くないとはいえないが・・・登山の途中、他の登山者に「お疲れ様です。」と心遣いの言葉をかけられた事などを思えばゴミの量も何故か少なく感じた。
一方、サバイバルツアーの続きだが・・・
当然、みんなの記憶を頼っての事なので幾度となくリーダーが入れ替わるという事態であった。今回、少人数で移動しているから良かったものの・・・20数名で登ったら大変な事だったであろう。
しかーし、今回の場合はとにかく休憩が多かった。ものすごく多かった。
だから、あんまり心配しなかったのも事実であろう。
この暑い夏山の中、今回のコースは木々に覆われてたまに体をすり抜ける風がとても心地良かった。そのせいかたいして疲れてもいないのにこの心地よさが休憩を誘う。ま、そんなこんなで休憩をとりながらも予定通りに物事は進んだ。
甑岳の頂上でれいこ姉さんに頂いた「冷やしソーメン」は格別の味わい。
また、ぽんたさんには「ビール・みかんゼリー」を頂きこれがまた旨かった。
次回の夏山登山への新たな野望が芽生えた瞬間であった。(←どん欲なる食道楽)
とりあえず、何事もなく今回のコースを終えた。
いつもとは違う「山楽会」であった。が、とても充実した登山であった。(阿多利)

2.韓国岳コース
◎内山・有村・木山・潟野・佐多


韓国岳から甑岳を見下ろす(ゴミ拾っている甑岳班6名が見える?!)韓国岳はえびの高原から1時間ちょっとで登れる山だが、今回は別ルートで登ろうと考え、左回りで登ってみました。はっきりいって予想以上のハードなルートで頂上まで4時間かかってしまいました。
このため後半予定していた大浪池は省略。
しかしながら久しぶりのタフなルートをやって満足しています。天気が良くてルートから合計8つの池を眺める事が出来たのもラッキーでした。一緒に登った有村・潟野・木山・佐多の皆さんご苦労様でした。リーダーのわがままに付き合ってしまったと思われる方も多いでしょうが、この会のコンセプトである本当の自然を満喫できる山行だった気がします。こんなルートをバリエーションルートといって、一般ルートと区別していますが、バリエーションルートこそが本当の山登りだと思います。皆さんの感想も教えて下さい。(内山)
ゴミ袋の前で!(燃えるゴミ2袋、燃えない袋2袋)
大収穫!ゴミ袋の前で!

3.霧島縦走コース
◎児玉・田中・井川・原野・嶽崎・原田

新燃岳ー獅子戸岳鞍部にて(5班と合流地点)
新燃岳ー獅子戸岳鞍部

地図の上で休憩なしで5時間かかる「高千穂河原ー中岳ー新燃岳ー獅子戸岳ー韓国岳ーえびの高原」コース。それを4時間ちょっとで走破するため、前半からハイペースで登る。おまけに今回のメインは「清掃!」気持ちはあせるが、今回、清掃5コースに縦走入れた全責任は自分です。
第一ピーク:中岳登山・・・原野さん遅れる
第二ピーク:新燃岳登山・・・リーダーの児玉氏遅れる
第三ピーク:獅子戸岳登山・・・登山後、リーダー児玉氏・原野さん断念。残り4名となる。
第四ピーク:韓国岳登山・・・1時間30分かかる登山を1時間以内で済ませる。
もうえびの高原に着いたときは、走り疲れて足の裏がメチャクチャ。駐車場で大の字で寝てしまい。。。すみません。(国体って、スピードはこんな感じなんだろう)
けど、皆・ゴミはいっぱい拾いました。(拾うごと順番が変わり、さらなるトップ争い、競争激化!?)
(原田)


4.高千穂の峰コース
◎馬場・塚田・深谷・黒木


高千穂の峰完走後
高千穂の峰にて

登山道の中でも一番多くの人が挑戦する、また子供さんからお年寄りまで愛されている高千穂の峰、清掃登山。
いつもお世話になっている山に感謝を込めて、片手に火バサミ、片手にゴミ袋をもち右左の道端を見ながらゴミを・・・アレッゴミが・・・無い??まさか?・・・・そんな?・・・実は登山道はゴミが落ちていなかった。
イヤッ少なかったんです(^0^)!約一時間かけて御鉢(中間付近)までたどり着き一休み!サアー一気に頂上へと思いましたがなかなか前へ進まない。
一歩進んで半歩下がるを繰り返して、また一時間かけてやっと頂上へ(^−^)ホッ・・・・頂上は気温が約5〜6度は低く快適でした。
気候に恵まれ見渡す限り絶景・・・・・意気込んで臨んだゴミもなくて、登山をする人のマナーにホッとするやら、うれしいやら・・・・・でした。(馬場)

5.新湯ー新燃岳ー中岳コース
◎鮫島・折田・橋本・南波

新燃岳ー獅子戸岳鞍部にて(3班と合流地点)
私は鮫島さん・折田さん・南波さんとともに、新湯温泉登山口〜獅子戸と新燃の鞍部〜新燃〜中岳〜高千穂河原を回りました。感想は「暑かった・・・」。でも思ったほどゴミも無く(探すほうが難しい)、初登山の新燃岳・中岳の景色に心うばわれつつ、夏の一日を楽しみました。少人数のグループも楽しいですね。一緒に回った皆さん、ありがとうございました。温泉は、からくに荘に行きました。女湯は独り占めでしたよ。熱いお湯を据付のT字形の棒でかき混ぜながら入りました。露天風呂は、熱すぎて入れませんでした・・・。みなさんどの温泉に行ったんでしょう?夜は、1週間ぶりのビールがおいしかった!きくぞぉ〜もあったし、さいこ〜!



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