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2003年3月21日(祝)

俵山(1,095m)(IN 阿蘇)

天気:晴れ

参加者:有村・徐・魯・(中国3名)・Sabouri(サブリ)・Sepiden(セピデ)(イラン2名)・毛屋・原野・田中(合)・嶽崎・村田・中村(智)・下村・・原田(14名)

 今回の初心者会は、外国の方5名、同じく新人の方5名と、それぞれのレベルが全く未知数の山行となった。「悩んだ時は簡単なコースを」と勝手に決めている私は、俵山峠から俵山にトライする初心者コースを選択した。他にも西原村の道の駅からの登山コース、久木野村から放牧地を通って登る登山コースもあるが、どれもそう簡単ではない。
  鹿児島市を7時15分に出発して、途中えびのパーキングで休憩、また9時45分熊本空港ICで、福岡組と合流、俵山に向う。登山する前に俵山交流館「萌の里」でトイレ休憩をとる。この日はイランの正月との事。朝9時の時報とともに、イラン夫婦はおおはしゃぎ。車中で写真を取り合ったり抱き合ったり、それは大変だった。「I offer you my hearty congratulation! 」

出発前(俵山峠)
俵峠


  登山口は俵山峠。すこぶる眺望が良い(779m)。阿蘇の根子岳以外の山々が見える。その眺望をバックにイランの2人、中国の3人を含め全員片言の自己紹介をする。自己紹介の後、登山口を10時40分スタート。いきなり急登となる。この山は最初の20分と最後の20分だけきついと言われる。
  阿蘇のあちこちから野焼きが良く見える。煙はもちろん真っ赤な炎まで良く見える。私たちまで灰が届くほど大規模な野焼きだ。またくどいようだが登山道はずっと尾根伝いのため、右手は熊本平野、左手は阿蘇と眺めが良い。約1時間歩いた後、最後の20分の急登の前に休憩をする。休憩中に乗馬ツアーと出会う。馬と阿蘇はよく似合う。 
 12時20分、俵山頂上到着。期待通りの眺望が得られる。天気もいいし山楽会でもこれだけ条件のいいランチは何回ぶりだろうか?今日のメンバーは幸運だ。ゆっくりランチを取る。その間、徐さんから中国のお土産のお菓子をいただく。お世辞抜きでとっても美味しい。
  13時10分、数多くの記念写真を撮影後下山を開始する。あまりにも会話が弾み、下山道を間違えるメンバーもいたがなんとか無事下山する。下山中、セピデさんは片手に英和辞典を持っていた。素晴らしい。また中国の方とイランの方の会話は英語だということも気付く。「あなたはどこの国ですか?」と聞かれた日本人メンバーもいてとっても楽しい道中だった。
 温泉は近くの「泉力温泉」(400円・シャンプーボディソープ付)を選ぶ。あとで知ったのだが、私たちが入浴中、イランのセピデさん、サブリさんはお祈りをしたそうだ。手を洗って、太陽の西に向い、立ったり座ったりのお祈りだ。外国の方がメンバーにいるときは時間配分を気をつけよう。
  魯さん、彭さんは2週間後に中国に帰る。Sabouriさん、Sepidenさんは2ヶ月後にイランに帰る。これが最後の別れになるかもしれない。一期一会の山楽会を実感した。

Sabouri(サブリ)・Sepiden(セピデ)仲良いイラン医師カップル( a young Iranian doctor couple)
イランカップル



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